札幌市厚別区戸建にてクロス張替え工事。洋室の壁紙張替えです。
ご連絡頂いた日の夕方に現地確認をさせて頂き、壁紙の張替え手順や・備え付けの器具の取り外しについて等打ち合わせをして、採寸して面積を出して金額をご提示。
壁付の暖房パネルを外さないで施工するにあたり、綺麗に貼れるのかとても心配されてました。
壁との隙間も少しありましたので、綺麗に貼れる事はもちろん、どのように貼ってどのように仕上がるか・また綺麗に貼れない場合はどのような状況の時なのか、違いもご説明してご理解して頂きお見積書を作成しました。
暖房パネルの隙間や洗面所のボイラーなど、外さないで貼るには技術はもちろん根気も必要です。
写真でお伝えするのは難しいですが、一番根気が必要なのが配管が壁の中にあるのではなく露出で壁の表にある場合で、ボイラーも何も外さずに施工する時はかなり根気が必要です。
さらにこれが柄物の場合は特に大変です。
そのため壁一面通常10分から20分ほどで完成するのに対して、上記の場合、壁一面仕上げるのに1時間弱かかる場合もあります。
トイレなどシンプルな作りのお部屋では1時間ほど完了しますので、それと同じくらい・またはそれよりも時間がかかります。
よく現地確認の際に、現状の壁紙が手の届くところまで貼り途中で切り落とされたりしている現場を見かけます。
確かにそれしかできない場合もあります。
ですが、限界まで貼ります。限界まで綺麗に仕上げます。
ですので、お客様にお伝えする場合は最低限の状態と最高の状態を比較して頂き、できる限り最高の状態でお引き渡しすることお伝えします。
ここが打ち合わせからお引き渡しまで、全て職人が携わることによって可能になります。
壁紙の状態や状況など現場の知識はもちろんですが、何よりも打ち合わせをする人と施工する人との打ち合わせが、
しっかりと共有できていれば、問題のないことです。
一見当たり前のようなことでも言った言ってない・聞いた聞いてないなどのことがたくさんあります。
ですのでこのような状況をなくす事でお客様の不安や疑問をできるだけ少なくして施工をします。
そうすることによって良い物作りの第一歩の道ができます。
道ができたら、あとはその道を歩んで完成させます。
あっち行ったりこっち行ったりするロスもないですし、完了までもスムーズとなります。
もちろん、時には例外もあります。
それはリフォームならではの蓋を開けて初めてわかること。
前回の施工・構造・室内環境などたくさんのことリフォームに関わってきますので、そこが難しくも楽しい部分であります。
今までの経験を駆使して仕上げて行くのです。
今回は暖房パネルでしたので、丁寧に裏側も通して、暖房パネルを外してから施工したような仕上がりとなっております。
お客様も喜んでいました。
工事当日は荷物は何もなく、電気以外の器具は全て外してくれいてのでとてもスムーズに施工できました。
旦那様が建築関係の方でして、色々とお心遣いありがとうございます。
奥様もしっかりと打ち合わせしてくださったので、全てが段取りよく行えました。ありがとうございます。