札幌市中央区マンション クロス・床他工事

札幌市中央区マンションにてトイレなど水廻りリフォーム後の仕上げ工事となります。

現状お風呂とトイレが一緒でして、間仕切り壁を作りトイレとお風呂を別々にします。大工工事他完了後にクロス仕上げ工事となります。

リフォーム現場では造作工事等を行うと現状の天井/壁と新規の天井/壁の凹凸が大きかったり、石膏ボードの補修箇所などが多くある場合があります。

今回ご紹介するのはトイレのクロス工事です。

クロス貼替え工事前(トイレ)
クロス貼替え工事前(トイレ)
クロス貼替え工事前(トイレ壁・天井)
クロス貼替え工事前(トイレ壁・天井)

造作部分と補修分と現状の壁があり、段差や凹凸をなくすため数回パテ処理を行います。その他のお部屋も工事がありますので剥がしながらパテしながら段取り良く進めていきます。

パテが乾燥したら壁紙との接着を良好にするためシーラーを塗っていきます。水と希釈した液剤を壁に塗布して再度しっかり乾燥するまで他の作業をします。

リフォームでシーラーをするのとしないのでは仕上りも変わってきます。

石膏ボード下地だけではなくコンクリート・スレート等々いろいろな下地に出会うことが多いので、シーラーの他にも色々と準備しております。

今回はシーラーを選択し、下地を整えていきました。

下地処理後(トイレ壁)
下地処理後(トイレ壁)
下地処理後(トイレ壁・天井)
下地処理後(トイレ壁・天井)

現場によって仕様する材料も変えています。その都度その場所にあったものを選択しております。

さて、下地もしっかりと乾燥しましたの壁紙を貼っていきます。

今回は色物のクロスで角にボンドコークを使用しません。使用する時もありますが材料によってはコーキングNGなものもありますので、 仕上がりが良くなる方を選択し施工します。

リフォームとなると角の隙間が大きい時も多々あるのでその辺も下地処理の際にしっかりとしておきます。

コークは打ちませんので1.5mmほど壁紙をかぶせる施工方法になります。

その際1.5mm厚のへらをあてて、その厚みを生かすように沿わせてカッターで切るのですが、そのまま切ると重なりの下の方の壁紙を傷つけてしまい、後日継ぎ目ができます。

皆さんも継ぎ目の隙間をみたことがあるとおもいますが、あれが角にできるのです。そうならないために保護テープをいれます。こうすることで傷がつかず綺麗に仕上がります。またコークも壁紙の内側にいれて捲れ防止をして収めていきます。

通常よりも少し手間ありの作業ですが、このひと手間で後々の仕上がりが変わります。なかなか施工する所を見ることがないと思いますので、完成直後はあまりわからない事が多いです。

しかし数日後には上記の継ぎ目が目立ってくる恐れがあるので、できるだけお客様にその説明をうまくお伝えできるよう心掛けております。

クロス貼替え工事後(トイレ壁)
クロス貼替え工事後(トイレ壁)
クロス貼替え工事後(トイレ壁・天井)
クロス貼替え工事後(トイレ壁・天井)

施主様にも大変喜んでいただけましたし、施工中何度か見に来てくださっていたので、ひと手間(気持ち)をこめた施工が伝わったと思います😊!