札幌市清田区戸建にて洗面所と台所のクロスとクッションフロアの張替えを行いました。
ご依頼頂き、お見積提示後数日後に工事となりました。
今回は工事期間も3・4日でしたので丁度、打ち合わせをした次の週で段取りができました。
後日工事開始。施工箇所の養生を行い、室内が汚れないようにします。
その後荷物移動をし、施工箇所のスペースを確保します。
道具を搬入します。作業の準備ができ、まず壁紙を剥がす作業です。
今回の壁紙は壁材は剥がれやすいのですが、天井材が少しづつしか剥がれません。
5センチくらいでプチプチ切れて剥がれます。
ですので少しでも剥がれやすくなるように、色々な方法を駆使して剥がしていきます。
それでも、10センチ角くらいです。最初よりは良いですが、根気よく剥がしていきます。
剥がしが終わると、次は下地を整えるためパテ処理をします。
剥がしにくさと下地の傷みは大体比例します。
天井は特に下地凹凸と裏紙の浮きもすごいです。
凹凸箇所をパテで処理するのですが、パテの水分で他の部分が浮いて膨らむことがあります。
こうしてパテが固まると膨らんだまま固まりますので、仕上がりに影響してしまいます。
パテで処理をしたいのに、紙のせいで上手く処理ができない場合も張り替え工事では多々あります。
このような時は数種類方法はあるのですが、今回は裏紙を剥がせる所は剥がして、あとは紙浮きが少ない専用パテを使用して、粉末系のパテとペースト系のパテを使い分けて下地処理を行いました。
ペースト状は水で練るパテと違い、水分が少ないですので膨れがあまり出ません。
材料の種類や状態により下地処理の方法もかわります。
1日パテをしっかりと乾燥させて後日壁紙貼り。
天井材は白い石目調の壁紙で、洗面所は花柄の壁紙・台所は石目柄の壁紙です。
今回は汚れ防止などの機能性壁紙を使用。
割付(柄が綺麗に見えるための柄の配置・墨出し)を考えながら貼る順番と継ぎ目の位置などを考え流のですが、
今回は元々の継ぎ目大幅にずらして施工すると、今回の壁紙の継ぎ目が開きそうな箇所がたくさんありました。
ですので割付も含め継ぎ目重視の割付で施工しました。
もちろん柄での割付も含んで考えておりますので、どのようにしたら一番綺麗に見えるかを考えてから貼り始め1枚目をまっすぐに貼ります。
施工箇所や下地の状態により柄の割付はかわります。
新規の綺麗な壁は柄重視で割付を考えますが、張替えは元々の下地の状態も考慮しながら考えます。
今回はこのような割付計画を行いました。
壁紙完了後にクッションフロア施工を行いソフト巾木を取り付けて内装工事は完了です。
キッチン・ユニットバスの交換工事も行い、水廻りが新築のようになり、お客様も大変満足されておられたので良かったです。