札幌市清田区の一戸建にて洋室2部屋のクロス張替え工事です。
中古住宅をご購入されたお客様よりお問い合わせ頂きました。
洋室2部屋が特に汚れが気になるため引っ越しまでに張替えをしてキレイにしたい。
後日現地て打ち合わせをしました。ご予算とご要望を伺い、その中で私の方からプラン提案。
引っ越し日程と工事日程を調整し、数週間後に工事となりました。
壁紙クロスを剥がすとヒビ割れ箇所が多かったのと、接着不良箇所が多かったです。
ヒビ割れは、割れている箇所をカッターできれいに溝を作ります。
割れている箇所にそのままパテをしても意味がありませんので、ボロボロになっているところを全て取り除いてボンドやシーラーという液を塗布してパテの付きと割れ防止をします。
しっかりと乾燥させた後に耐震性の高いパテをします。
耐震性の高いパテだけでは割れていることもあります。先程のボンドやシーラー処理をしてない時。
上記の説明でカッターにて割れているところに溝をつくると石膏ボードの石膏がでてきます。
この石膏にパテをつけると急激に乾燥したりなどでパテが割れてしまうことがあります。
それを防止するために、かならずボンド・シーラーをしてからパテをしています。
しっかり乾燥させてから仕上げパテをします。仕上げパテは先程のパテよりは、壁紙との接着性は良いですが接着不良防止の為その上にシーラーもします。
予算や工期・現状の下地状況により下地処理の方法はさまざまですが、今回はこのような方法で施工しました。
こちらもしっかりと乾燥させてから次の作業となります。
壁紙の糊は接着性が高くでんぷんの質が良い糊を使用しております。
たかが糊でしょ。たかがパテでしょ。とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、これらはとても奥が深く見積金額に反映される部分で、なかなかお客様にはみえない部分。
このみえない部分の処理が大事だと思います。
5千円高くて長持ちするTシャツ。1万円高くて長持ちするタイヤなど。
よほど変なことがない限り、価格には意味や価値があると私は思います。
もちろんお客様のご要望で下地処理の金額を抑えてクロス工事を行う時もありますが、基本的には上記の施工内容は変えないでその他の部分で金額を調整しています。それは壁紙の種類だったり養生など。
施工内容や副資材の価値を下げてまでは基本工事をおこなっていません。
どの方法がお客様の為なのか。適正価格とはいくらなのか。安い方が良いのはの当たり前。
ですが、安くするためにクオリティーをさげるのは違うと個人的には思っております。
あくまでも個人の意見ですが、これからもお客様に喜んで頂ける工事をする!!為に日々精進してまいります。
ちょっと熱くなってしまいました、ご了承ください(^^)!