札幌市南区の戸建にて洋室一部屋のクロス張替え工事を行いました。
お問い合わせ頂き数日後に現地確認させて頂きました。現地で壁紙の状態を確認し見積金額提示。
壁紙の種類により金額も変わります。今回は一面アクセントクロスにしたいとのことでした。
数日見本帳をお貸しして壁紙を選んで頂いてから正式な金額をお伝えすることとなりました。
出来る限り費用もおさえられるような見積ですので、アクセント部分以外は無地の壁紙を選んで頂く事と、細かな荷物もすべてよけて頂くプランで見積金額を抑えることができました。
費用を抑えるにあたり、クオリティーを下げることはしたくありません!
クオリティーを下げてまで費用を落としてもお客様の為にはなりません。
使用する糊やパテや副資材のクオリティーは決して下げずに見積金額を調整するには、今回のように壁紙の選べる範囲を少し狭めたり、養生費を削れるようにしたりなど壁紙施工以外の部分で少しずつ調整していきます。
激安にするには糊やパテも良いものは使用しない、糊を薄めて使用する、パテをしないで壁紙を貼る、柄合わせしない、などなど、施工のクオリティーと材料のクオリティーを下げることになります。
こうなると接着不良をおこしたり凹凸が目立ったり色々とでてきます。
白くなれば凹凸が出ようがちょっと柄がずれてようがいい!と言われたとしても、私自身がそのような施工をおすすめしていないので、そういった場合は他の業者様を探して頂いたりとお断りさせて頂く事もあります。
クオリティーを下げずに見積金額を抑えるのは、養生・壁紙の種類・下地処理の方法を調整するくらいしかないと思っております。
下地が大変傷んでいたり、特殊な下地への壁紙施工などは高い見積になることがあります。
ここが高いと思うかは価値観によっても変わってきますが、職人が直で打ち合わせから施工までを行う場合、余計な中間マージンは一切ないため使用する材料・施工方法・クオリティーがダイレクトに見積に反映されていると思います。
仮に高いと思われた場合でも中間マージンのかかった5万円と中間マージンなしの5万円では、基本的には後者が良い施工につながります。
それだけ時間と手間をかけられるのでクオリティーが必然的に上がっていきます。
このようなことをお客様に直接お話するのは比較できない部分なのでとても難しいです。
ですのでこのように文章で少しでもお客様にお伝えしたいです。
高い安いとかではなく、ちゃんと理由がある、価値がある金額であること。
その中でできるだけ費用をおさえることができれば、一番いい商品・サービスだと私は思います。
今回のお客様も材料クオリティーを下げずに工事できました。
1枚1枚真心こめて丁寧に施工し、あとは長持ちするんだぞ!と壁紙に一言かけて(^^)
完成後、大変喜んで頂けたので良かったです!それでは一部写真をご紹介します。