札幌市白石区の分譲マンションにてクロス張替え工事。洋室の工事依頼です。
後日現地確認と打ち合わせをさせて頂きました。お電話の際に概算金額をお伝えしておりました。
お見積価格はお客様の予算内でした。
次にマンションの売却をお考えとのことでしたので、洋室以外のお部屋も希望はありましたが、予算と売却の兼ね合いもありお勧めしませんでした。
後々売却の話が進み方向性が決まってからどのように予算をかけていくかを考えていくことをご提案させて頂きました。
お客様も同じ考えでした、施工希望の洋室が特に他のお部屋よりも壁紙の変色が激しかったので、綺麗にし他のお部屋と馴染むような仕上がりをご希望。
お客様と一緒に壁紙を選び、品番確定！！
工事も1週間後くらいがご希望でしたので、日程調整を行うことをお伝えし、車でお見積書を作成。
ちょうど近くで小工事でしたので、一旦打ち合わせを終了し、工事完了後に再度打ち合わせに伺わせていただくことになりました。
再度打ち合わせも完了し、ご契約となりました。
その際に管理人様とも打ち合わせし、マンションで必要な書類も提出しました。
管理人様もとても親切な方で、急な工事にも迅速にご対応してくださいました。
ありがとうございます。
全ての打ち合わせが完了し、材料を手配し数日後に工事となりました。
工事当日、まずはお部屋の養生をし道具の搬入。
次に壁紙を剥がしていきます。
お客様との打ち合わせの際に、壁紙が剥がれにくく下地の傷みも予測してましたので本来1日で完了できる工事ですが２日かかることをお伝えしていました。
マンションの届出も２日みてますので問題ありません。
予測通り・・・、
壁紙・・・・・剥がれません。
下地・・・・・傷んでおります。
お客様に今日は下地を徹底的にすることをお伝えし、後日壁紙を貼ることにしました。
壁紙剥がし半日・下地処理半日です。
凹凸が激しいので、平らにするためにパテ処理をするのですが、パテに含まれる水分で壁に残っている壁紙の裏紙や、石膏ボードの紙なども浮いて凹凸が治らない事もあるので、そうならないように先に別の処理をしてからパテ処理をします。
イメージ的には紙の浮きを抑えるために、壁を固めてからパテ処理をして平らにします。
パテは3回します。パテを塗って平らにするために、擦って平らにするのですが粉っぽくなり接着不良を起こす事も多いので、擦らないようにパテを3回します。
擦らないで平らにしていきます。その上にさらに壁紙との接着性を上げるため、液剤を塗布してしっかりと感想させます。
しっかりと下地が完成しましたので、２日目に壁紙貼りです。
あとは一枚一枚丁寧に壁紙を貼って完成です。
今回はソフト巾木（壁と床の見切り材）は取り付けませんので絨毯に数センチ差し込み仕上げです。
捲れやすい箇所なので、捲れないように施工します。
すべて完了し、道具を搬出して養生をはがします。
最後に掃除をしてお客様にお引き渡しです。新しい壁紙ですので白っぽくは見えますが、写真ではわかりにくいですが、お客様のご希望通り白さを抑えた壁紙ですので他のお部屋との違和感もなく喜んで頂けて良かったです。