札幌市豊平区空室アパートにてクロス張替え工事です。
オーナー様の息子様からお電話頂き後日現地確認させて頂きます。
工事日程の関係もあり、1ヶ月ほどお待ち頂いたりと色々とお心遣い頂き本当にありがとうございます。
工事内容は退去に伴う現状回復工事で居間・台所のクロス張替え工事と室内清掃です。
工事は壁紙を剥がすと・・・下地が・・・・・凹凸だらけ。
最初のクロス屋さん、2回目のクロス屋さんと建材に直接貼っているだけでしたので接着ムラがありました。
木目の建材と壁紙の接着の相性は良くありませんので、建材の板目地にパテで溝埋めをするのと接着を良好にするために、シーラー処理や壁紙用ボンドなどで表面に膜を作ってあげてから貼ってあげていればここまで凹凸にはなりにくいです。
今回はこの段差にパテをってしまうと水分で残りの紙がブカブカと浮いてしまったり余計に下地が凹凸になりますので、できるだけ裏紙も剥がせるだけ剥がしてその上に原液でシーラー処理をして下地を1度固めました。
ここから粉末パテとペースト状のパテを使い分けて凹凸を無くしてから壁紙を貼りました。
本来であればさらにボンドや2回目のシーラーもいきたいところでしたが、最初に予測して範囲と予算とオーナー様との打ち合わせで最低限の処理はさせて頂きました。
次回張替えを行う際は、今回のことがなく綺麗に張り替えできるように下地作りを行いました。
天井は壁紙の上に塗装をしてあったりする箇所もありましたので、そちらも次回のことを考え最低限の処理をしております。
予算を抑えることもありますが、あとで余計にたくさんの費用がかかるのであれば、最初にご提案してしっかり打ち合わせをするのが大事です。
おそらく、打ち合わせをした方と職人さんが別のかたで工事に来た時に処理する予算ではなかったことも原因の一つだと思います。
こういった時改めて打ち合わせの大切を感じます。
それと出来ることできないこと・やった方がいいことやらなくてもいいこと等をハッキリとさせてお見積すること。
たとえ工事が受注にならなかったとしても、お勧めできなことはハッキリとお伝えした方がお客様の為になるときも多々あると私は思います。
今回も凹凸のお話は事前にお知らせ済みで、その中で出来る限りベストを尽くしました。
室内清掃も綺麗にして頂き良かったです。
美装屋さんありがとうございます。
オーナー様・息子様に大変お世話になりました。ありがとうございす。